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マンガラの命日によせて

マンガラの女性性は、こんな風に繊細で愛らしく・・

こんにちは。

タロット&数秘の師匠マンガラがこの世を後にして、この10月9日で10年目になる。

長かったような、あっという間のような時間。

ちょっと前に、彼女の残したタロットの本の増刷の知らせを受けて、とっても嬉しかった。
読まれ続けて、なんと今回5刷になりました。

彼女の蒔いた種子は、日本のあちこちで育ち、花開き続けていて、
今でも、新しい出会いが生まれ続けている。
なんとありがたいことだろう。

私たちは不思議な縁(えにし)で結ばれていて、
10年前、彼女がお葬式で土に返った日は、私の誕生日だった。

私がこの世界に形として現れ出た記念の日、彼女はこの世界から姿を消したことになる。

イギリスの、美しい自然に囲まれた火葬場で、
大好きだった植物たち、お花たち、小鳥たちに囲まれて。。

ほんとうに、なんという縁だろうね。

男性性は、我が道を行く、ワイルドでカッコいい奴でした💕

毎年の日本でのツアーは、ほとんどが秋と決まっていて、
彼女はいつも、とても気前よく、ていねいにその日をお祝いしてくれていたから、
その日、めちゃくちゃ悲しかったこと、覚えている。

悲しいというか、妙に現実味がなかった。

肚の底から笑って、肚の底から怒って、抱き合って一緒に泣いて、10年以上も一緒にワークしてきてたから・・・

そして、台風のように、めちゃめちゃパワフルな人だったから・・・

生まれたものは、いつかは死ぬし、
形あるものは、必ず滅びるって、わかってはいたものの、
その現実が、こんなふうに突きつけられるとはね。

その出来事があまりに強烈で、そこから私の「生と死のワーク」の探求が始まって、
OSHOの講話集「死について41の答え」の翻訳も形になった。

存在って、ほんとうに神秘だね。。

そう、私が彼女と出会ったのも、インドのOSHOの瞑想センターで、
彼女も私も弟子となって、新しい名前をもらってるの。

彼女がもらった名前は、プレム・マンガラ=「プレム」は「愛」、「マンガラ」は「お祝い」っていう意味。
そして
私のは、ディヤン・アジータ=「ディヤン」は「瞑想」で、「アジータ」は「無敵」。

私たちの2つの名前が合わさって「プレム・ディヤーナ」という形になった。

マンガラは、受け取りきれないほどの愛を私たちみんなに与え、
生きることの喜びと深みを教えていってくれた。

何よりも大切なこともーー

内面の声に従って、妥協なく、トータルに生き切って、
時が来たら、軽やかに手放すという在り方。

ほんとうの「私」は生まれもしない、死にもしない。
私たちの本性、源泉である意識そのものに立ち還るってこと。。

明日の8日は、この春に始まったオンラインの「死についての本の朗読会」

よかったら、ぜひ一緒にお祝いしましょう❣️

8日付記)たくさんのみなさんに参加していただき、朗読会ありがたく終了しました。
おなじみの顔・久々の顔もちらほら、ともに濃い時間を過ごせて、とても嬉しかったです。
感謝〜🙏💓

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