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ハートの香り・彼方からの光

先週からオンライン
「OSHOトランスフォーメーションタロット講座」が新しく始まりました。

新しい試み、未知への一歩
ユニークで核心に迫るタロットに
ワクワクもしつつ、畏れ多さも感じつつ

できる準備はできるだけしながらも
その場で、成り行きまかせで運ばれるおもしろさ。

このタロットは、
私たちの意識の開花にフォーカスがあり
シェアの中では、
みずからの探求の半生を振り返ることともなり
感慨深いことこの上ない。

探求とは無縁だった10代に終わり、
ある日突然、雷が落ちたようにハッキリと
「この家を出なくてはいけない」という直感がやってきて、
入学したての地元の大学を中退し、受験し直して上京し
孤独のなかで、マインドの闇に浸りきることになった日々、

巷がバブルで浮かれていたころ、
思いもかけず小さなコミューン暮らしがはじまり、無給で働いた日々などなど、

振り返ってみれば、Oshoの弟子になる以前からすでに弟子となり
存在そのものにいざなわれ、運ばれ、育てられてきた😭

2回目の昨日はハートがテーマ
ありがたさもひとしお。
美しいカードたち・・💖

最後に、精神科医ヴィクトール・フランクルが、ナチスの強制収容所の生活を綴った
有名な「夜と霧」から、ハートに共鳴する一節をシェアしますね。

「・・この若い女性は自分が近いうちに死ぬであろうことを知っていた。
それにも拘わらず、私と語った時、彼女は快活であった。

「私をこんなひどい目に遭わしてくれた運命に対して私は感謝していますわ。」
と、言葉どおりに彼女は私に言った。
「なぜかと言いますと、以前のブルジョア的生活で私は甘やかされていましたし、本当に真剣に精神的な望みを追ってはいなかったからですの。」

その最後の日に、彼女は全く内面の世界へと向いていた。
「あそこにある樹はひとりぼっちの私のただ一つのお友達ですの。」と彼女は言い、バラック の窓の外を指した。

外では一本のカスタニエンの樹が丁度花盛りであった。
病人の寝台の所に屈んで外をみると、バラックの病舎の小さな窓を通して丁度二つの蝋燭のような花をつけた1本の緑の枝を見ることができた。

「この樹とよくお話しますの。」と彼女は言った。
私は一寸まごついて彼女の言葉の意味が判らなかった。彼女は誇妄状態で幻覚を起しているのだろうか?
不思議に思って私は彼女に訊いた。

「樹はあなたに何か返事をしましたか?」
「しましたって!」
「では何て樹は言ったのですか?」

彼女は答えた。
「あの樹はこう申しましたの。
私はここにいるーー
私はーーここにいる。
私はいるのだ。
永遠のいのちだ…

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